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新理事長「秋鹿研一先生」就任のご挨拶

 第3代理事長の秋鹿敏雄先生が学園の顧問に就任し、第4代理事長に秋鹿研一先生が就任されました。

 秋鹿研一先生は長い間、東京工業大学名誉教授、放送大学の教員を勤め、最近では国の科学技術プロジェクトのまとめ役など行ってきました。

 本校は1924年(大正13年)に沼津精華女学校として設立の認可を受け、沼津市内にある蓮光寺を仮校舎として開校しました。創立者、秋鹿見橘先生は明治2年に沼津で生まれました。秋鹿家は徳川の幕臣で代官を務めた名家であり、父の秋鹿見山氏も沼津兵学校で教授を務めた家柄でした。その長男であった見橘先生は東京高等師範学校創設にあたり各府県から選抜されることになったとき、静岡県からは秋鹿先生ただ一人が選抜されました。東京高等師範学校は後の東京教育大となり、教育界の総本山と目されていましたが、見橘先生は21歳でその第1期生に名を連ねました。「世に廃物なく、人に棄材なし」という建学の精神は、すべての人の中に宿る可能性を信じ、集った師弟学友が互いに努力しながら、よりよい社会の形成に貢献していこうとするものです。これに基づき校訓「自主独往の精神」を掲げ、創立以来、地域を担う多くの人材を育成し、教育活動の歴史を積み重ねてきました。

 見橘先生のお墓がある蓮光寺境内には「エリック・エス・ベル」先生のお墓もあります。ベル先生は第2代理事長である秋鹿重彦先生が東京大学英文科出身だったこともあり、本校がいち早く外国人教員を招いて英語教育を行ったときの講師でした。当時としては画期的な英語教育は内外の注目を浴び、生徒たちも英語学習の活気に溢れていました。毎年、初代校長であり創立者の「秋鹿見橘」先生の命日である12月8日には、生徒会執行部、学級委員のほか多くの生徒が墓参をしています。学園祭である「たちばな祭」は見橘先生の名前に由来し、本館の校舎前には「橘」の木が植えられています。

 本校は来たる2023年に100年目を迎えます。創立100周年記念事業実行委員会では、創立100周年を記念する事業を計画いたしております。100年間の関係者の支援に感謝しつつ、地域と共に新たな発展をしたいと祈念していますので、今後とも学校法人沼津精華学園沼津中央高等学校をご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。

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