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「開校記念日」

 明日、4月12日は「開校記念日」です。「世に廃物なく、人に棄材なし」という建学の精神は、すべての人の中に宿る可能性を信じ、集った師弟学友が互いに努力しながら、よりよい社会の形成に貢献していこうとするものです。これに基づき校訓「自主独往の精神」を掲げ、創立以来、地域を担う多くの人材を育成し、教育活動の歴史を積み重ねてきました。

 本校は1924年(大正13年)に沼津精華女学校として設立の認可を受け、沼津市内にある蓮光寺を仮校舎として開校しました。創立者、秋鹿見橘先生は明治2年に沼津で生まれました。秋鹿家は徳川の幕臣で代官を務めた名家であり、父の秋鹿見山氏も沼津兵学校で教授を務めた家柄でした。その長男であった見橘氏は東京高等師範学校創設にあたり各府県から選抜されることになったとき、静岡県からは秋鹿先生ただ一人が選抜されました。東京高等師範学校は後の東京教育大となり、教育界の総本山と目されていましたが、見橘先生は21歳でその第1期生に名を連ねました。

 見橘先生のお墓がある蓮光寺境内には「エリック・エス・ベル」先生のお墓もあります。ベル先生は第2代理事長である秋鹿重彦先生が東京大学英文科出身だったこともあり、本校がいち早く外国人教員を招いて英語教育を行ったときの講師でした。当時としては画期的な英語教育は内外の注目を浴び、生徒たちも英語学習の活気に溢れていました。毎年、初代校長であり創立者の秋鹿見橘先生の命日である12月8日には、生徒会執行部、学級委員のほか多くの生徒が墓参をしています。学園祭である「たちばな祭」は見橘先生の名前に由来し、本館の校舎前には「橘」の木が植えられています。

 2023年11月10日には、創立百周年記念式典が盛大に挙行されました。第1部では東京工業大学名誉教授であり本校理事長でもある秋鹿研一先生による記念講話「グリーンアンモニアとSDGsの未来」、来賓による祝辞など厳かな雰囲気の中で執り行われました。続く第2部では在校生が中心となって進行しました。開校当時の制服を再現したファッションショーのほか、卒業生でシンガーソングベーシストとして活躍されているフルヤトモヒロさんと吹奏楽部・ダンス部・軽音楽部の記念コラボステージは大変盛り上がり、会場が一体となりました。式典の様子は静岡新聞や沼津朝日新聞にも掲載され、式典後も各方面から「生徒会長のスピーチが素晴らしかった」など、お褒めの言葉をいただきました。そして、2024年4月には通信制課程の設置が認可(県下初の全通併置認可)され、時代に合わせた教育活動を展開しながら次の100年に向けて新たな一歩を歩み始めました。

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